【株式市場】新日鐵住金など強く日経平均は中盤から上げて16日続伸基調

株式

◆日経平均の前引けは2万1733円10銭(36円45銭高)、TOPIXは1752.38ポイント(7.13ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億8671万株

チャート1 24日(火)前場の東京株式市場は、日経平均が23日までで15連騰となり、NYダウが7日ぶりに安くなったことなどを受けて朝方は様子見の雰囲気があり、日経平均も26円安で始まった。しかし、自動車株や電子部品株などが強いほか、景気敏感株の新日鐵住金<5401>(東1)などや大手銀行株も強く、日経平均は堅調に転じて11時過ぎに48円88銭高(2万1745円53銭)まで上げた。前引けも36円45銭高(2万1733円10銭)で16日続伸基調となった。東証2部指数、マザーズ指数は軟調。

 日経平均は大引けも高ければ16日続伸となり、23日の15連騰に続いて最長連騰記録を更新する。

 五洋建設<1893>(東1)が業績見通しの増額などを手がかりに2000年以降の高値を更新し、ネオジャパン<3921>(東マ)は11月15日を基準日とする株式2分割などが好感されて急伸。カーメイト<7297>(JQS)は「あおり運転」対策銘柄として4日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は7億8671万株、売買代金は1兆2219億円。1部上場2032銘柄のうち、値上がり銘柄数は1354銘柄、値下がり銘柄数は573銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る