ASIAN STARの15年12月期は減収減益ながら4期連続の黒字

■財務体質の健全化を図るため、繰越利益剰余金の欠損額を解消することも発表

 16日に発表したASIAN STAR<8946>(JQS)の15年12月期は、減収減益ながら4期連続の黒字となった。また、同日、財務体質の健全化を図るため、繰越利益剰余金の欠損額を解消することも発表した。

 15年12月期連結業績は、売上高11億88百万円(前年同期比45.0%減)、営業利益58百万円(同61.2%減)、経常利益54百万円(同68.7%減)、純利益41百万円(同69.5%減)であった。

 セグメント別の業績は、不動産販売事業においては、売上高1億70百万円(同84.3%減)、営業利益19百万円(同81.8%減)。

 不動産管理事業は、売上高5億25百万円(同0.7%減)、営業利益2億15百万円(同2.5%増)と減収ながら、国内のワンルームマンション管理、中国でのサービスアパートメント管理の収入が底堅く推移したことで、増益となった。

 不動産賃貸事業は、売上高3億31百万円(同9.8%減)、営業利益38百万円(同16.4%減)と減収減益。国内については、収益性の低いサブリース案件の縮小を図った。中国については、ワンルームマンションの賃貸事業に係る費用が先行した。

 不動産仲介事業は、売上高1億62百万円(同9.9%増)、営業利益40百万円(同239.4%増)と収益性の高い案件の仲介があったことから増収大幅増益となった。

 以上のように、15年12月期で4期連続の黒字化となったこともあり、同日開催の取締役会で、財務体質の健全化のため、資本準備金の17億91百万円のほとんどと利益準備金の34百万円の全額を繰越利益剰余金に振り替え、欠損填補に充当することを決議した。

 今期については、不動産管理事業では、サービスの向上を図ることで、管理戸数の増加による収益の拡大を目指す。

 不動産販売事業については、全国リゾート地における土地の販売及び首都圏の戸建て開発により、収益の上積みを図る。

 不動産仲介事業では、国内顧客及び海外投資家へ向けた物件の斡旋などを積極的に展開し、収益拡大を目指す。

 不動産賃貸事業では、現状の稼働率の維持により、収益を確保する計画。

 以上のような取組を実施することで、今期16年12月期連結業績予想は、売上高15億円(前期比26.2%増)、営業利益65百万円(同11.0%増)、経常利益60百万円(同9.7%増)、純利益50百万円(同20.7%増)と増収増益を見込む。

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