イメージ情報開発は「スポーツ市場」3倍化政策など材料視され4ケタ回復

株式市場 銘柄

■スポーツイベント企業の子会社化を発表してから上げピッチ強まる

 イメージ情報開発<3803>(JQG)は2日の後場、1020円(51円高)前後で推移し、4月以来約7ヵ月ぶりに4ケタ(1000円台)を回復している。10月10日にスポーツイベント運営などを行うエクストップエスオー株式会社(東京都港区)の第三者割当増資を引受けて子会社化すると発表し、この日から断続的に上値を追っている。今期・18年3月期は完全黒字化の見込みのため見直し買いが強まっているようだ。

 発表によると、子会社化するエクストップエスオーは、大型スポーツイベントや、国内有数の老舗スポーツクラブの会員組織の運営を行うほか、スポーツ全体のIT化促進に取り組んでいる。 日本のスポーツ市場は、スポーツ庁と経済産業省が共同で開催する「スポーツ未来開拓会議 中間報告」において、現在の市場規模を2025年までに3倍である15.2兆円にまで押し上げるとの目標が明記された。

 新時代の「ライフスタイル支援型IT企業」を創生し、たとえばスポーツ・オペレーション事業では、スポーツイベントやスポーツ関連団体の企画・運営、並びに運用に関して様々なIT関連の最新技術を提供していく。(HC)

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