【株式市場】銀行株安など影響し日経平均は尻すぼみとなり5日続落

株式

◆日経平均の前引けは2万2380円01銭(98銭安)、TOPIXは1778.87ポイント(4.62ポイント安)、出来高概算(東証1部)は17億3579万株

チャート6 14日後場の東京株式市場は、円相場に特段大きな変化が見られないため、日経平均は取引開始後に前場の高値(151円31銭高の2万2532円30銭)に迫る場面があった。ただ、正午に四半期決算を発表した鹿島<1812>(東1)が一段安となり、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)は業績の鈍化が目立ったとの見方で一段軟調になり、日経平均は大引け間際に前日比で小安く転換。小幅だが5日続落となった。東証2部指数は高いが、前引けは堅調だったマザーズ指数は安くなり、日経JQSDAQ平均も安い。

 後場は、ジャパンベストレスキューシステム<2453>(東1)が9月決算と今期の見通しなどを材料にストップ高を続け、エンビプロホールディングス<5698>(東2)は四半期決算と株式分割が好感されてストップ高。旅工房<6548>(東マ)は四半期決算を受けた13日の急落から一転して急反発。NKKスイッチズ<6943>(JQS)は今期の黒字転換などを評価する動きが再燃とされて再び急伸。

 東証1部の出来高概算は17億3579万株(前引けは8億8017万株)、売買代金は2兆9865億円(同1兆5096億円)。1部上場2035銘柄のうち、値上がり銘柄数は622(同701)銘柄、値下がり銘柄数は1338(同1234)銘柄。

 また、東証33業種別指数は10業種(前引けは9業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、金属製品、ゴム製品、その他製品、機械、非鉄金属、電気機器、などだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る