【株式市場】好業績株など個別に買われ日経平均は2日続伸だが後場上げ幅を縮める

株式

◆日経平均の終値は2万2396円80銭(45円68銭高)、TOPIXは1763.76ポイント(2.05ポイント高)、出来高概算(東証1部)は19億8021万株

チャート4 17日後場の東京株式市場は、13時過ぎに四半期決算と自社株買いを発表した東京海上ホールディングス<8766>(東1)が一段ジリ高となるなど、相場の地合いは強い様子だったが、日本時間の今夜、米国の住宅や建設関連の経済統計の発表が予定されるため、好業績株や材料株などを個別に選別買いする雰囲気が強まった。日経平均は13時頃と14時30分頃の2度、前日比マイナス圏に沈む場面があったが、大引けは2日続伸となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経平均JASDAQ平均も高い。

 後場は、ソースネクスト<4344>(東1)が50言語対応の通訳デバイスなど材料豊富とされて一段とジリ高基調を強め、児玉化学工業<4222>(東2)は金属並みの剛性を持つプラスチック開発との発表が好感されてストップ高。、エイトレッド<3969>(東マ)も12月16日基準日の株式3分割が好感されてストップ高。オンキヨー<6628>(JQS)はAIによるスマートスピーカーのマイクに関する新構造を開発との発表が好感されて後場急伸。

 東証1部の出来高概算は19億8021万株(前引けは10億73万株)、売買代金は3兆5245億円(同1兆8204億円)。1部上場2036銘柄のうち、値上がり銘柄数は1005(同938)銘柄、値下がり銘柄数は950(同982)銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種(前引けも18業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、金属製品、保険、空運、精密機器、石油・石炭、サービス、電気機器、卸売り、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIが「空気読み」戦略立案、自律協調の新技術を発表  NTT(日本電信電話)<9432>(東証プ…
  2. 【デスクワーク時の「ちびだら飲み」がもたらす効果を検証】 ■カフェインだけじゃない、緑茶の新たな可…
  3. ■論理的推論と安全性を大幅向上  OpenAIは8月7日(現地時間)、次世代AIモデル「GPT-5…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  2. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  3. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  4. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  5. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  6. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る