Jトラスト:GLに転社契約の解消を新たに通知

■投資全額返済・保全の提案、指定期限を経過

 金融事業中心に事業展開するホールディングカンパニー、Jトラスト<8508>(東2)は、同社が去る11月13日に開示した「Group Lease PCL(GL社)に対する提案、「同社がGLに投資している全額の返済と保全を求める」同社取締役会決議に対し、指定期限である11月末現在GL社との間で何らの合意にも至っていないことを明らかにし、本日付で、GLに対し、Jトラストアジア(JTRUST ASIA PTE.LTD.)が保有する転換社債180百万USドルの契約を解消し、直ちに返済するよう求める通知を送ったと発表した。

 同社は、「インドネシアでの事業については、当社による引取りを提案しており、引き続き、円満な合意の形成に向けて、誠実かつ、できる限りの努力を行う所存であり、当社グループの経験を活かし、業績への影響を避けるとともに、当社及びステークホルダーの利益最大化に向けて、最大限努める」と話している。

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