セレス、期末配当80円に修正、特別配当20円を実施、株主優待は暗号資産を贈呈

■子会社譲渡資金を再配分、D2C強化や資本業務提携も推進

 セレス<3696>(東証プライム)は9月19日12時、2025年12月期の期末配当予想を修正し、1株当たり20円の特別配当を実施することを決定した。これにより、期末配当は合計80円(普通配当60円、特別配当20円)となる予定である。同社は5月に子会社ゆめみを譲渡し、その資金を経営資源の再配分や株主還元強化に充当する方針を示していた。さらにD2C領域2社のグループ化、Point Income事業譲受、サイバー・バズとの資本業務提携などを進め、成長戦略の一環として株主還元拡充に踏み切った。

■暗号資産優待導入で株主還元を強化

 同日開催の取締役会では、暗号資産を活用した株主優待の実施も決議された。対象は2025年12月末時点で100株以上を保有し、子会社マーキュリー運営の販売所「CoinTrade」に本人名義の口座を開設している株主である。優待内容は、100株以上300株未満で5,000円相当(イーサリアム2,500円とジパングコイン2,500円)、300株以上で20,000円相当(同各1万円分)の暗号資産を付与する。付与時の数量は2026年1月1日時点の価格を基準に算出される。

 暗号資産はステーキングやレンディングの仕組みを通じて運用され、株主は付与後に設定変更も可能である。イーサリアムは世界第2位の時価総額を持ち、スマートコントラクト機能を備える資産である。ジパングコインは金価格に連動する設計が特徴である。振込時期は2026年5月から10月を予定しており、詳細は株主総会後に通知される。同社は、配当と優待を組み合わせた株主還元を通じて、企業価値の向上と株主との関係強化を図る方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■年間供給1万8000戸、ナショナルビルダーへ加速  住友林業<1911>(東証プライム)は2月1…
  2. ■募集社数は減少も人数は78%増、製造業で顕著  東京商工リサーチは2月5日、2025年の上場企業…
  3. ■老朽化・投資不足が直撃、地方で倒産・廃業7割超  帝国データバンクは2月6日、2025年に発生し…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  2. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  3. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  4. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  5. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  6. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る