【業績でみる株価】オロは上場来高値更新、17年12月期業績予想を増額修正し初配当も実施

 オロ<3983>(東マ)は、クラウド型ERP(統合型基幹業務パッケージソフトウェア)の開発・販売、およびデジタルを基軸としたマーケティング支援を主力としている。17年12月期業績予想を増額修正し、初配当も実施する。18年12月期も収益拡大が期待される。株価は上場来高値を更新した。目先的な過熱感を冷ますための自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。

■ビジネスソリューションとコミュニケーションデザインを展開

 17年3月東証マザーズに新規上場した。クラウド型ERPで企業の業務改善・経営効率化を支援するビジネスソリューション事業、およびデジタル基軸に企業のマーケティング活動を支援するコミュニケーションデザイン事業を展開している。

 知的サービス業に特化した主力の自社開発クラウド型ERP「ZAC Enterprise」は、広告・IT・コンサルティング業などに豊富な導入実績を誇り、稼働ライセンス数が10万を超えている。

■17年12月期増額修正して2桁増収増益予想、初配当も実施

 17年12月期連結業績予想は12月14日に増額修正し、売上高が16年12月期比15.3%増の38億90百万円、営業利益が20.2%増の8億20百万円、経常利益が13.5%増の8億円、純利益が12.8%増の5億20百万円とした。

 従来は外注費増加などで微減益予想としていたが、一転して2桁増収増益予想となった。ビジネスソリューション事業において新規顧客獲得が好調に推移し、当初見込んでいた採用関連経費等の圧縮も寄与した。

 また期初時点で無配予想としていた配当は年間15円(期末一括)とした。初配当となる。

■株価は上場来高値更新

 株価は1月12日に2520円まで上伸した。17年3月IPO時の高値2412円を突破して上場来高値更新の展開だ。1月12日の終値は2432円、17年12月期推定連結PERは約36倍、時価総額は約202億円である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。目先的な過熱感を冷ますための自律調整を交えながら上値を試す展開が期待される。(MM)

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