【注目銘柄】パソナグループは高値更新の展開、18年5月期2Q累計大幅増益で通期も大幅増益予想

注目銘柄

 パソナグループ<2168>(東1)に注目したい。人材派遣の大手で福利厚生代行サービスなども展開している。需要が高水準で18年5月期第2四半期累計は大幅増益だった。通期も大幅増益予想である。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年5月期2Q累計大幅増益、需要高水準で通期も大幅増益予想

 1月12日発表した18年5月期第2四半期累計の連結業績(12月20日に売上高を減額、利益を増額修正)は、売上高が前年同期比10.0%増の1506億19百万円、営業利益が3.3倍の26億18百万円、経常利益が3.5倍の26億34百万円、純利益が4億70百万円(前年同期は8億16百万円の赤字)だった。

 人材需要が高水準に推移し、エキスパートサービス(人材派遣)が9.8%増収、インソーシング(委託・請負)が10.9%増収、グローバルソーシング(海外人材サービス)が14.3%増収、キャリアソリューション(人材紹介、再就職支援)が13.6%増収、アウトソーシングが11.7%増収といずれも好調に推移した。インソーシングにおける収益性向上、グループ各社における業務プロセス標準化、ITシステム基盤共通化による効率化なども寄与して計画超の大幅増益だった。

 18年5月期連結業績予想は据え置いて、売上高が17年5月期比15.3%増の3233億円、営業利益が25.9%増の56億50百万円、経常利益が29.6%増の56億円、純利益が10億円(17年5月期は1億29百万円の赤字)としている。

 人手不足に伴う失業率の低水準推移や有効求人倍率の高水準推移、働き方改革に対する企業の取り組み強化、派遣法・労働契約法改正などで、人材需要が引き続き高水準に推移する。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高46.6%、営業利益46.3%、経常利益47.0%、純利益47.0%と概ね順調である。通期ベースでも好業績が期待される。

■株価は上場来高値更新の展開

 株価は上場来高値更新の展開だ。1月15日には2622円まで上伸した。その後は利益確定売りが優勢になったが自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シャープ堺工場跡地を再活用、水冷技術と再エネ電力で高性能計算を実現  KDDI<9433>(東証…
  2. ■2026年3月6日全国公開、日本の観客へ感謝を込めた特別版  ギャガは、『映画 冬のソナタ 日本…
  3. ■写真555点で広がる味覚の世界、0歳からの「はらぺこ図鑑」  学研ホールディングス<9470>(…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  2. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…
  3. ■地銀・建設・リサイクル株が業績上方修正クラスターを形成  今週の当コラムは、内需ディフェンシブ株…
  4. ■「TACO」神話揺らぐ、内需関連が上場来高値圏  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みする…
  5. ■高市トレード調整は好機か、配当利回り上位株で権利取り戦略  今週の当コラムは、権利付き最終売買日…
  6. ■「音楽が鳴っている限り踊る」か「笛吹けど踊らず」か、高市トレードで問われるベテラン投資家の知恵 …

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る