ブロードリーフは3月末の株式分割や増益基調の拡大など好感し直近の下げを完全に奪回

株式市場 銘柄

■3月31日を基準日として1対2の株式分割を実施へ

 ブロードリーフ<3673>(東1)は15日の後場一段高となり、14時にかけては22%高の1224円(219円高)まで上げ、昨年来の高値を更新。値上がり率ランキングでも東証1部銘柄の2位に躍進している。14日に発表した2017年12月期の連結決算(IFRS基準)が増収増益に転じ、今期・18年12月期の見通しも増収増益。3月31日を基準日とした株式分割(1対2)を発表したことも好感されている。

 今12月期の連結業績見通しは、売上高を前期比12.1%増の204億円とし、営業利益は同9.6%増の33億円、純利益は同8.7%増の21億円、1株利益は24円02銭。

 米国発の世界株安によって全体相場が下押した局面では、同社株も一時的に1000円を割る場面があったが、15日は、こうした下げを完全に回復して上値を追う形になった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る