モダリスが後場急伸、「遺伝⼦を標的とした筋ジストロフィーの治療⽅法」で特許との発表に注目集中

■バイオシミラーとの競争から当社事業を守る強固な知財権を確⽴

 モダリス<4883>(東証グロース)は9月17日、後場の取引開始から急伸相場となり、後場寄り後に21%高の111円(19円高)まで上げて急激に出直っている。前引け後に、「当社が開発し、出願した特許出願「DMPK遺伝⼦を標的とした筋ジストロフィーの治療⽅法」が⽇本で特許査定」と発表し、注目集中となっている。

 発表によると、筋硬直性ジストロフィー(DM1)は成⼈で最も頻度の⾼い(⽇本における発症頻度は10万⼈に5⼈程度)筋ジストロフィー症で、筋硬直および筋萎縮を特徴とする疾患。当特許は、既に中国で登録となっているが、当社にとって重要な市場である⽇本でこの特許が認められたことで、MDL202の発売後にバイオシミラー医薬品(別の会社によって製造された元の製品のほぼ同一のコピーである生物学的医療製品:ウィキペディア2025年9月17日12時現在)との競争から当社の事業を守る強固な知的財産権を確⽴することができた。また⽇本に続いて他の主要国でも特許成⽴が今後期待される。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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