ユニリタ、生成AIのセキュア構成技術で特許取得、情報漏洩防止と回答精度向上を両立

■機密情報を社内保管したままAI連携、「抽象化ベクトル」で漏洩リスクを低減

 ユニリタ<3800>(東証スタンダード)は6月5日、ノーコードETLツール「Waha! Transformer」の「生成AI連携オプション」向けセキュア構成技術について特許を取得したと発表。この技術は、機密情報を社内サーバーに保持したまま、抽象化したベクトルデータのみを外部と連携することで情報漏洩を防止。さらに生成AIの回答を二重検証する仕組みで、誤情報(ハルシネーション)の発生を抑える。

 特許技術の核心は、実際のデータではなく数学的に変換した「不可逆ベクトル」を活用する点にある。ユーザーの質問もベクトル化して照合し、関連するIDのみを取得。社内で元データを復元してAIに提示するため、機密性を損なわずにAI活用が可能だ。また、AIの回答と根拠を別のAIで検証する独自プロセスにより、信頼性の高い出力を実現している。

 同社はこの技術を既に製品に実装しており、医療や企業の非公開データ活用を支援する方針。国内2,600以上のライセンス実績を持つ「Waha! Transformer」は、基幹システムからクラウドまで多様なデータ連携をノーコードで可能にする国産ツールだ。生成AI時代のセキュアなデータ活用基盤として、業務効率化とDX推進を後押しする。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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