【銘柄フラッシュ】メディアフラッグなど急伸し新日本理化は仕手筋捜査で安い

銘柄

 12日は、年金基金への期待などに加え、朝発表の対外・対内証券売買契約状況(財務省)が海外投資家の積極姿勢を示したとされて外国人買いへの期待も強まり、トヨタ自動車<7203>(東1)が1.2%高と3日ぶりに反発して高値を更新し、味の素<2802>(東1)は2.2%高、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)は3.3%高、ファナック<6954>(東1)は2.3%高、日本航空<9201>(東1)は4.3%高など、主力株が軒並み高値に進んだ。

 エーザイ<4523>(東1)が6.2%高と連日高値を更新し、米社との共同展開などを材料に活況となったほか、日本調剤<3341>(東1)は12月に発売開始した後発薬3品目に期待などとされて7.7%高となり高値を更新し、薬品株も軒並み高い。

 イハラケミカル工業<4989>(東1)は業績予想の増額を好感して14.9%高となり、前後場とも東証1部の値上がり率トップ。ロンシール工業<4224>(東2)は第3四半期決算が好感されて15.3%高、メディアフラッグ<6067>(東マ)は会社案内映像制作サービス開始などが言われて20.1%ストップ高となり、丸千代山岡家<3399>(東1)は株主優待の開始を好感して2日連続ストップ高の22.7%高となった。

 証券取引等監視委員会が「インターネットの株式サイトを運営する「般若の会」の関係先」(NHKニュースより)に強制捜査と伝えられ、以前この集団が手がけたとされる新日本理化<4406>(東1)は6.4%安となり東証1部の値下がり率トップとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る