クリーク・アンド・リバー社が戻り高値を更新、連続最高益の見込みなど好感

株式市場 銘柄

■さわかみ投信がAI(人工知能)新製品を高く評価の模様

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は6日、大きく反発して1163円(68円高)まで上げ、10時30分現在、戻り高値を更新している。5日、2018年2月期の連結決算を発表し、映像、テレビ番組、Wwb制作などが好調で、営業利益や純利益が連続最高益を更新。今期も最高を更新する見込みとし、改めて注目されている。

 18年1月には、AI(人工知能)でIBMの「ワトソン」を一部しのぐ特性を持つとされるAI「SmartRobot」を開発した台湾のインツミット社に出資し合弁会社を設立した。まだ活動を始めたばかりだが、このチャットボットを、さわかみ投信(東京都千代田区)などが導入する運びになっている。さわかみ投信は、飛び抜けた運用成績のファンドを多数輩出してきたことで有名。

 今期は、旺盛な需要に対応するため秋に本社などを移転する予定。この費用を販管費に1億5000万円計上する予定だが、連結業績見通しは295億円(前期比10.5%の増加)、営業利益は19億5000万円(同8.0%増加)、純利益は11億5000万円(同4.2%の増加)とし、やはり3期続けて最高を更新することになる。(HC)

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