【業績で見る株価】ヤマシンフィルタ19日基準日で株式3分割、分割後配当19円へ増配

業績で見る株価

 ヤマシンフィルタ<6240>(東2・売買単位100株)は、3月19日を基準日として1株を3株の割合をもって株式分割する。昨年10月に新規上場して、10月14日に4200円の高値を付けている。

 同社は建設機械の油圧ショベルに使用されるフィルタで世界トップの実力を持つ。中国向けは不動産投資の鈍化から振るわないが、米国や欧州向けに住宅市場が好調なことから需要は拡大中だ。また、燃料用フィルタ市場にも参入し、フィルタ製品のラインナップの充実を図ったことが業績けん引役としての役割を果たしている。

2015年3月期は売上高106億3700万円(同1.0%増)、営業利益8億2500万円(同16.3%増)、経常利益8億500万円(同13.5%増)、当期純利益4億6300万円(同37.5%増)と微増収ながら利益は2ケタ台の増益を確保する見通し。配当は従来予想は期末一括の56円だったが、分割発表時に分割後期末一括の19円と公表している。分割前換算では57円と従来予想に対し1円の増配となる。

2016年3月期は売上高115億円(今期予想比8.1%増)前後、営業利益11億5000万円(同39.4%増)前後、経常利益11億5000万円(同42.9%増)前後、当期純利益7億7000万円(同66.3%増)前後と増収大幅増益が期待できるという見方(四季報・春号)が浮上している。

上場後の高値は10月14日の4200円、安値は10月19日の2710円、直近3月13日終値は3400円。現時点の株価は権利落で計算すると1133円、年19円に対する利回りは約1.7%、PERでも割安感があり配当取り買いが予想される。

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