インフォマートの電子商取引に特化したサービス「BtoBプラットフォーム」が20万社を突破

■フード業界関連企業の業務効率化・時間短縮、コスト削減を実現

 インフォマート<2492>(東1)は本日(8日)、同社が提供する企業間電子商取引に特化したサービス「BtoBプラットフォーム」が、5月に20万社、取引関係数は115万件を突破したことを発表した。

 1998年、食品・食材の生産者・メーカーと外食・小売等をインターネット上でむすぶ企業間取引サイト「BtoBプラットフォーム 商談」を開始した。インターネットが普及し、ITインフラ整備が加速する中、同社のネットワークとシステムを利用して取引先との受発注を電子化したいというニーズが高まり、2003年に商談から受発注、請求までをWebで一元管理できる「BtoBプラットフォーム 受発注」をリリース。フード業界関連企業の業務効率化・時間短縮、コスト削減を実現した。

 2005年、食品の原産地、原材料、アレルギー項目など、詳細情報を掲載した商品規格書を電子化した「BtoB プラットフォーム 規格書」をリリース。フード業界における「食の安心・安全」の需要が高まる中、業界の課題を解決する仕組みとして企業の対策に寄与し順調に拡大した。

 クラウドサービスを本格的に導入する企業が加速する中、2015年には請求書を電子化する「BtoBプラットフォーム 請求書」のリリースを皮切りに全業界展開を開始した。2016年以降、アベノミクスによる企業の生産性向上、働き方改革への取り組みが急速に進み、そのニーズに対応するシステムとしてプラットフォームの価値が向上、大手企業の導入増加に伴い利用企業数が拡大し、2017年度の流通金額は4兆7,203億円に成長した。

 2017年に、見積書を電子化する「BtoBプラットフォーム 見積書」、ビジネスパーソンが必要な企業や業界の最新情報が分かる「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」をリリース。今年は、契約書を電子化する「BtoBプラットフォーム 契約書」のリリースを7月に予定し、企業間の商流IT化を推進する。

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