西川ゴムは利益予想の増額や株主優待の変更が材料視され後場の発表後に急動意

■優待は自社品をやめてクオカードに一本化へ

西川ゴム工業<5161>(東2)は2月9日の後場、14時過ぎから急動意となり、直前の1540円(11円高)前後から一気に7%高の1641円(112円高)まで上げて昨年12月以来の1600円台復帰となった。

 14時に第3四半期決算と株主優待の変更、3月通期業績予想のうち営業・経常利益の増額修正を発表し、好感されている。

 3月通期の連結営業利益は従来予想の26億円を50%上回る39億円の見込みとした。また、株主優待の変更は、100株以上1000株未満の場合、これまで「500円相当の当社開発関連商品およびクオカード500円分(計1000円相当)」だったものを「クオカード1000円分」とした。より株数の多い場合も、自社開発品の贈呈を取りやめてクオカードに一本化するとした。(HC)

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