ワイヤレスゲートはベネフィット・ワンと組み「Benefit Station Japan」を台湾で販売開始

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■訪日旅行者向けに「飲食店の割引」と「Wi―Fi+LTE通信」をセットで提供

 ワイヤレスゲート<9419>(東マ)は、福利厚生代行のベネフィット・ワンと組み、訪日旅行者向けに「飲食店の割引サービス」と「Wi―Fi+LTEサービス」の利用をセットで提供する「Benefit Station Japan」を本日22日から台湾で販売開始すると発表した。

 今回、ワイヤレスゲートとべネフィット・ワンは協業し、訪日旅行業者の利便性を高めるサービス「Benefit Station Japan」を中華ベネフィット・ワンが提供する台湾の福利厚生サイトや現地の旅行会社の通じて提供して行く。

 同サービスの利用者は、べネフィット・ワンが提携する日本の全国主要都市約3,000店舗の飲食店で、専用アプリのクーポンを提示すると、飲食料金の20%程度の割引が受けられる。また、ワイヤレスゲートが提供する日本全国約40,000箇所のWi―Fiスポットでは高速通信が使い放題になる他に、移動中でもワイヤレスゲートのLTE通信サービスを最大通信速度250Kbpsで使い放題となる。
 
 この取組みにより、外国人旅行者はSIMカードを利用することで、滞在中に最適なインターネット環境を利用することができ、これまで不安だったインターネット利用による高額なローミングを防ぐことができる。また、専用アプリを利用することで滞在時に日本のどこで食事をすればいいか分からないという不安を解消できる上に割引が受けられる

 日本政府観光局(JNTO)によると、14年の訪日外国人は前年比29.4%増の1,341万人となり、過去最高となった。また、政府は、訪日旅行者向けの通信の利便さを高めるため、無料Wi―Fiの整備を進めている。

 今後両者では、「Benefit Station Japan」で飲食割引を提供する加盟店を増やすほか、最適な通信環境を提供することで、訪日旅行者の日本での利便性を高め、旅行の満足度向上に寄与していく。また、同サービスのノウハウを活用し、ベネフィット・ワンが展開するアジア各国でも同サービスを実施していくとしている。

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