【銘柄フラッシュ】アルトナーが急伸し新規上場2銘柄は買い先行で値つかず

銘柄

 17日は、免震ゴムのデータ偽装などで注目の東洋ゴム工業<5105>(東1)が0.7%安は18円安の2406円となり、終値では昨日の一時ストップ安に続き続落だが、取引時間中の安値は73円安の2351円で昨日の安値2271円からは強いまま売買交錯となった。前週にかけて日経平均1万9000円乗せを牽引したファナック<6954>(東1)は2.1%高となり、終値では反発したが、取引時間中の高値は昨日つけた上場来の高値2万7480円を超えなかった。

 アルプス電気<6770>(東1)が3.8%高となり1週間ぶりに高値を更新し、村田製作所<6981>(東1)は3.7%高となり4日連続で高値を更新。スマートフォンやウェアラブル端末関連株が賑わい、ミネベア<6479>(東1)も最近はスマホ向けバックライトが材料視されて5.9%高の高値更新となった。

 本日新規上場の2銘柄は両方とも気配値のまま上限に達し初値を持ち越す

 エムケイシステム(3910、JASDAQ、売買単位100株)は社会保険関係の支援ソフトなどを開発し、本日の気配での上限になる公開価格3500円の2.3倍の8050円で買い気配のまま終了。
 コラボス(3908、東証マザーズ、売買単位100株)はコールセンター向けシステムなどを手がけ、やはり気配値での上限値段になる公開価格3620円の2.3倍の8330円で買い気配のまま終了した。

 カヤック<3904>(東マ)は新作ゲーム「ぼくらの甲子園!ポケット」のダウンロード数が200万を超えたとの発表が好感されて14.0%高の急反発となり、ブロードバンドタワー<3776>(JQS)は米社との提携などが言われて18.2%高となり連日高値に進み、モルフォ<3653>(東マ)は前週末に発表の決算が連日好感されて週明けから連続ストップ高となり15.2%高、アルトナー<2163>(JQS)も週明けに発表した決算が好調で18.3%ストップ高となった。

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