【株式評論家の視点】トーホーは8月に株式併合と単元株変更、中期計画推進中

株式評論家の視点

<銘柄の見所>

 トーホー<8142>(東1部・売買単位1000株)は、7つの重点施策実施を柱にした第6次中期経営計画「IMPACT2017」(インパクトニーマルイチナナ)を明らかにしている。計画の最終年度である2017年度は創業70周年に当たり、営業利益は2003年1月期に達成した過去最高益(35億円)と肩を並べる水準となる見通し。にする方針である。

 7つの重点施策は、(1)コア事業(業務用食品卸売、業務用食品現金卸売、食品スーパー)強化で事業所の出店、改装と食品卸の全国展開達成、(2)グループ連携強化によるシナジー効果、(3)M&A戦略の加速、(4)品質管理など新たなビジネスの育成、(5)人事・給与制度改革の継続、(6)業務改革による企業体質強化(積極的なIT投資で業務効率アップを図る)、(7)電力コストの低減などコスト見直しによる損益分岐点の引き下げ、などである。

最終年度の2018年1月期は売上高2400億円(前期比14.8%増)、営業利益35億円(同33.2%増)の達成を目標にしている。営業利益はこれまでの過去最高益に肩を並べることになる。

2015年1月期は2.3%増収、14.4%増益、1株利益18.3円、配当は年5円だった。

今年8月1日付で5株を1株に株式併合し同時に単元株を現行の1000株から100株とする。2016年1月期は売上2.9%増の2150億円、営業利益6.6%増の28億円の見通し。株式併合後の1株利益は100.7円、同配当は年25円の見通し。

昨年来高値は465円(15年3月10日)、同安値は319円(14年3月20日)、17日終値は456円となっている。株式併合したあとの株価は発行株数の減少で値動きが軽くなるケースは多い。(志木克己)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  2. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  3. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  4. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  5. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  6. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る