【株式評論家の視点】ヤマナカの業績好調、4割り増益で増配、配当取り妙味

株式評論家の視点

<銘柄の見所>

 ヤマナカ<8190>(名2・売買単位100株)は今期の配当を1円増配して年間7円にする。業績見通しもよい。

 同社は愛知県を地盤とした中堅のスーパー。2014年6月に愛知県西尾市にグラッチェタウン西尾店をオープンさせたほか、新安城店(同県安城市)など6店舗で改装を実施して、販売力の強化に努めてきた。加えて、旬の食材を使用した料理提案や、「4時からセール」での試食販売強化に顧客からの反応は良好で、既存店の売上高は順調に伸ばしているようだ。しかも、商品ロスの削減に注力し、収益力を図っている。

2015年3月期は売上高1012億円(前期比2.2%増)、営業利益7億2000万円(同41.8%増)、経常利益10億2000万円(同29.5%増)、当期純利益3億8000万円(同21.4%減)と増収大幅営業増益を確保する見通しである。

続く、2016年3月期は売上高1020億円(今期予想比0.8%増)前後、営業利益9億円(同25.0%増)前後、経常利益12億円(同17.6%増)前後、当期純利益4億6000万円(同21.1%増)前後を期待できるという見方がある。この時点での予想一株当たり利益は22円50銭(今期19円73銭)に上昇する。

業績見通しの明るさから配当を今期末、従来の予想3円から1円増配して4円とする。年間では7円(前期6円)となる。来期も年間7円配当を安定配当とするとみられる。が、半期で1円増配ということは来期は年間で8円配当とする可能性もあり得るだろう。

昨年来高値は765円(14年11月)、同安値613円(14年3月)、19日終値は693円。(志木克己)

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