【銘柄フラッシュ】モバイルファクトリーやカイノス、JMCなど四半期決算を発表した銘柄が急伸

株式市場 銘柄

 25日は、ブロードリーフ<3673>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、第2四半期(1~6月累計)連結業績見通しの増額が好感されてストップ高の15.4%高。

 2位はインターアクション<7725>(東1)の13.0%高となり、今期の業績見通しが慎重すぎるとの見方がある上、7月17日から8月16日までの短期間の自社株買いが効いてきたとされて13.0%高と5日続伸。

 3位はモバイルファクトリー<3912>(東1)の13.0%高となり、正午過ぎに第2四半期の連結決算を発表し後場から急伸。

 アルコニックス<3036>(東1)は「中国が景気下支えを優先する姿勢を鮮明にし始めた」(7月25日付の日本経済新聞・朝刊)と伝えられて非鉄金属やレアメタル・レアアースの国際市況に先高期待が強まったことなどが材料視されて7.9%高。「一目均衡表」の遅行線の好転も材料視。

 アーバンライフ<8851>(東2)三菱地所<8802>(東1)によるTOB(公開買付、買付価格は1株2415円)を受けてストップ高の1326円は29.2%高。堀田丸正<8105>(東2)は連日の猛暑によってホームファッションに注目する様子があり、低位株の中で今期の営業・経常利益が大幅回復の見込みのため水準訂正の期待が強いとされ急動意の23.9%高。

 JMC<5704>(東マ)は24日の第2四半期(18年1~6月累計)単体業績の増額修正が材料視されて劇的な急反発となりストップ高の21.4%高。ジェネレーションパス<3195>(東マ)は引き続きユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>(東1)との提携に対する期待が衰えず3日連続ストップ高の17.8%高。

 カイノス<4556>(JQS)は11時に発表した四半期決算が好感されて急伸したままストップ高を継続し21.1%高。ルーデン・ホールディングス<1400>(JQG)は「仮想通貨不動産決済プラットフォーム」「仮想登記データ照会システム」「仮想通貨不動産投資信託プラットフォーム」といったブロックチェーン技術による不動産取引ソリューションを推進していることなどが言われ注目再燃の様子があり15.0%高と大きく出直った。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る