プラマテルズの第1四半期は顧客企業の底堅い需要を取り込み2ケタ増収と好調なスタート

■年同期は2ケタ増収3ケタ増益と急成長したが、今期は営業利益を除き前年同期を更に上回る

 合成樹脂の専門商社であるプラマテルズ<2714>(JQS)の第1四半期は、顧客企業の底堅い需要を取り込み、2ケタ増収と好調なスタートとなった。

 同社は、エンジニアリング系樹脂を主力に、スチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、塩化ビニール系材料、PET樹脂なども取り扱っている。需要先は精密機器、家電・電子、医療機器、建材、衛生材料、ホビー、自動車部品、パッケージング(包装)など幅広く、合成樹脂原料に関する高い専門性、原材料メーカーと販売先を繋ぐ高い提案営業力、少量多品種即納体制を強みとしている。

 前年同期は、2ケタ増収3ケタ増益と急成長したが、今期は営業利益を除き、前年同期を更に上回る業績となった。

 第1四半期連結業績は、売上高159億79百万円(前年同期比11.5%増)、営業利益2億90百万円(同3.3%減)、経常利益3億02百万円(同4.2%増)、純利益1億93百万円(同1.4%増)となった。

 19年3月期は原油価格の大幅な変動などを考慮して減益予想としているが、第1四半期が好調であったことから、上振れも期待出来そうである。

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