【株式市場】四半期決算発表銘柄など強く日経平均は反落模様だがマザーズ指数は高い

株式

◆日経平均は2万2654円91銭(91円79銭安)、TOPIXは1765.04ポイント(4.72ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増勢となり7億6797万株

チャート14 2日(木)前場の東京株式市場は、ここ数日の円安傾向が反転したことなどを受け、トヨタ自動車<7203>(東1)が反落して始まるなどで、日経平均も69円安と反落して始まった。ただ、銀行株や保険株が日銀の金融政策会合を受けて強く、王子ホールディングス<3861>(東1)JFEホールディングス<5411>(東1)など、直近の四半期決算発表銘柄が強いため、日経平均は一時8円03銭高(2万2754円73銭)と前日比プラス圏に浮上した。前引けは91円79銭安(2万2654円91銭)。東証マザーズ指数は高い。

 シャープ<6753>(東1)が第1四半期の大幅増益や、優先株を回収との観測報道を材料に活況高となり続伸。ソルコム<1987>(東2)は経営統合が材料視されて急伸。アドウェイズ<2489>(東マ)は第1四半期の大幅増益が好感されて2日連続ストップ高。

 2日は2銘柄が新規上場となり、イボキン<5699>(JQS・売買単位100株)は9時36分に公開価格1930円を20%上回る2310円で初値がつき、その後2487円まで上げ、前引けは2365円。システムサポート<4396>(東マ・売買単位100株)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格1750円を70%上回る2982円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は多めで7億6797万株。売買代金は1兆2040億円。1部上場2103銘柄のうち、値上がり銘柄数は1047銘柄、値下がり銘柄数は965銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る