【株式市場】円安など好感され日経平均は朝から200円高となり2万3000円台を回復

株式

◆日経平均は2万3042円83銭(221円51銭高)、TOPIXは1727.84ポイント(17.82ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億7665万株

チャート15 9月14日(金)前場の東京株式市場は、ECB(欧州中央銀行)が量的緩和政策の終息姿勢を明らかにしたことを受けたユーロ高・円安や、NYダウの大幅続伸が好感され、株価指数の先物が先行高となり、日経平均は214円高で始まった。朝一番の先物・オプションSQ算出に伴う売買注文は買い越しになった模様。対ユーロでの円安を受けてソニー<6758>(東1)が高値を更新など、電気機器、精密機器などが高く、金利上昇により資金運用環境が好転するとの見方が言われて三菱UFJフィナンシャル・グループ<9306>(東1)などの銀行、保険、証券も高い。日経平均は233円92銭高(2万3055円24銭)を上値に一進一退となり、前引けは221円51銭高(2万3042円83銭)。取引時間中としては8月30日以来の2万3000円台となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JQ平均も高い。

 ヤーマン<6630>(東1)が一時ストップ高となり、第1四半期の大幅増益と自社株買い発表が好感された。ティーケーピー(TKP)<3479>(東マ)は東京・西新宿地区での貸会議室拡大などが注目されて上げ、応用技術<4356>(JQS)は防災コンサル業務好調との見方などが言われてストップ高。

 東証1部の出来高概算はSQ算出が加わり10億6726万株。売買代金は2兆782億円。1部上場2108銘柄のうち、値上がり銘柄数は1667銘柄、値下がり銘柄数は373銘柄となった。(HC)

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