CRI・ミドルウェアは「ライブアクトプロ」など注目され戻り高値

株式市場 銘柄

■トヨタ「U-Car」サイトなどに続き今回は集英社に採用

 CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は12月3日、再び戻り高値を更新し、後場の取引開始後は5%高の2932円(132円高)前後で推移している。音声や映像に関するソフトウェアを開発し、WEB動画やゲームに加え医療・ヘルスケア機器、監視カメラ、車載機器などに需要が拡大。直近は、物体の映像を全方位から眺めることのできる「360度ビュー」Web動画ソリューション「LiveAct PRO(ライブアクトプロ)」が集英社に採用されたと11月27日付で発表し、注目が再燃している。

 集英社が発行する男性向けファッション雑誌「UOMO(ウオモ)」のウェブサイト「WEB UOMO」に採用された。このウェブサイトは、「すべてが動く」を合言葉に全コンテンツが動画になった男性向けのウェブサイトで、こうしたサイトで課題となっていたこと、たとえば、1つのページに大量に動画を掲載すると重くなることや、再生ボタンを押さなければ動画が再生されないため視聴されにくいという課題を解決した。

 「LiveAct PRO(ライブアクトプロ)」は、すでにトヨタ自動車<7203>(東1)の認定中古車「U-Car」のサイトなどにも採用されている。(HC)

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