【株式市場】中国・華為技術の幹部保釈など好感され先物が強く日経平均は一時423円高

株式

◆日経平均は2万1546円43銭(398円41銭高)、TOPIXは1606.19ポイント(30.88ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億1316万株

チャート4 12月12日(水)の東京株式市場は、北米で逮捕されていた中国・華為技術(ファーウェイ)の幹部の保釈が決定と伝えられ、米中の緊張が緩和に向かう期待が広がり、株価指数の先物が先行高。日経平均は200円高で始まったあとも上値を追う展開になった。ファナック<6954>(東1)は機械受注統計が冴えなかったにもかかわらず11時頃にかけて一段高。日経平均も11時過ぎに423円74銭高(2万1571円76銭)まで上げた。前引けも2万1546円43銭(398円41銭高)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 JFEシステムズ<4832>(東2)が業績拡大期待などで値上がり率・幅とも上位に顔を出し、ケイブ<3760>(JQS)は筆頭株主にKeyHolder(キーホルダー)<4712>(JQS)が就く資本業務提携が注目されストップ高。

 12日、東証1部に直接新規上場となったアルテリア・ネットワークス<4423>(東1)は、9時6分に公開価格1250円を5%下回る1190円で初値がつき、その後1268円まで上げ、前引けは1249円。

 東証1部の出来高概算は6億8545万株、売買代金は1兆2303億円。1部上場2124銘柄のうち、値上がり銘柄数は1912銘柄、値下がり銘柄数は170銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、値上が利率上位の業種は、精密機器、証券・商品先物、電気機器、機械、電力・ガス、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る