【銘柄フラッシュ】ウイルコHDなど急伸しタカギセイコは「針なし注射器」への期待が再燃しストップ高

株式市場 銘柄

 1月25日は、日本通信<9424>(東1)が17.9%高となって東証1部の値上がり率1位。金融庁に採択された実証実験の結果発表が注目されて急伸。

カブドットコム証券<9703>(東1)は前場一時2日連続ストップ高の80円高(17.3%高)まで上げ、大引けも17.1%高。引き続きKDDI<9433>(東1)による出資の観測が材料視され、2日続けて大幅高。

ウイルコホールディングス<7831>(東2)はストップ高の50円高(38.8%高)となり、剥離紙なしの環境対応型ラベルや印刷関連事業が新元号発布後に需要を集める期待が言われて年初の1月8日に続く大幅高。SECカーボン<5304>(東2)は7.5%高となり、今期の業績が需要回復に伴う販売数量の増加、販売価格上昇などにより営業利益73倍を見込むなどと爆発的に拡大する見込みとする中で一段と上振れる期待が出てきたとされ出直りを拡大。

ユーザベース<3966>(東マ)はストップ高の400円高(22.7%高)となり、12月決算の見通し増額修正が好感されて急伸。テックポイント<6697>(東マ)もストップ高の150円高(20.1%高)となり、中国企業に製品が採用との発表が材料視されて急伸。

日本エマージェンシーアシスタンス<6063>(JQS)もストップ高の500円高(20.6%高)となり、12月決算への期待に加え、米政府機関の閉鎖を受け、現地の急病手配や医療通訳などの需要増につながるとの見方があり急伸。タカギセイコー<4242>(JQS)は注目の「針なし注射器」の量産を1月中にも開始と18年11月下旬に伝えられて急伸し多ことが想起されて期待が再燃したもようでストップ高の700円高(19.8%高)となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る