【株式市場】日経平均は大きく反発しTOPIXは2日続伸、マザーズ指数は3日続伸

株式

◆日経平均は2万773円56銭(198円93銭高)、TOPIXは1556.10ポイント(13.50ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億3094万株

チャート13

 1月25日(金)後場の東京株式市場は、ホンダ<7267>(東1)がほぼ前引けの水準をはさんで一進一退になるなど、自動車株や鉄鋼株などは上げ一服となったが、東京エレクトロン<8035>(東1)などが一段とジリ高傾向。日経平均は13時にかけて一段高となり、245円67銭高(2万844円31銭)まで上昇し、その後も大引けまで上げ幅200円前後を保った。4日ぶりに反発。TOPIXは2日続伸。東証2部指数、日経JASDAQ平均も2日続伸、マザーズ指数は3日続伸。

 後場は、モバイルファクトリー<3912>(東1)が正午過ぎに12月決算と今期の見通し、自社株買いを発表し、いきなり急伸。JFEシステムズ<4832>(東2)は取引終了後に四半期決算を発表の予定で期待先行高。テックポイント<6697>(東マ)は中国企業に製品が採用とされてストップ高。日本エマージェンシーアシスタンス<6063>(JQS)は12月決算への期待に加え、米政府機関の閉鎖を受け、現地の急病手配や医療通訳などの需要増につながるとの見方があり急伸。

 東証1部の出来高概算は13億3094万株(前引けは6億6610万株)、売買代金は2兆2071億円(1兆169億円)。1部上場2127銘柄のうち、値上がり銘柄数は1337(同1671)銘柄、値下がり銘柄数は697(同372)銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種が値上がり(前引けは医薬品を除く32業種が値上がり)し、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、機械、電気機器、金属製品、化学、鉱業、ガラス・土石、非鉄金属、パルプ・紙、輸送用機器、などだった。(HC)

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