東亜ディーケーケーが急伸、第3四半期の営業益47%増など注目される

株式市場 銘柄

■譲受した水道用水質計事業の上乗せあるが海外・国内とも好調

東亜ディーケーケー<6848>(東1)は2月4日、急伸し、取引開始後に15%高の878円(117円高)まで上げて出来高も急増している。前週末取引日の取引終了後、第3四半期の連結決算(2018年4月1日~2018年12月31日)を発表し、売上高が前年同期比20.4%増加して129.00億円となり、営業利益は同47.4%増加して14.59億円となったことなどが注目されている。

 国内の水道事業が広域化の動きを加速する中、4月にメタウォーター社から水道用水質計の関連事業を譲り受け、ラインナップに加え拡販を強化した。主力の環境・プロセス分析計の中国向け輸出が大幅に増加し、国内販売も順調に推移。また、医療関連機器の生産拡大なども寄与した。3月通期の連結業績見通しは従来予想を継続し、営業利益は前期比2.1%増の17.40億円、純利益は同2.4%増の12.60億円、1株利益は63円53銭。上振れる期待が強まっているようだ。(HC)

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