ソレイジアファーマは疼痛緩和口腔用液「エピシル(R)」を韓国当局に承認申請

新製品&新技術NOW

■中国では今年2月に承認を取得

ソレイジアファーマ<4597>(東マ)は14日、疼痛緩和口腔用液「エピシル(R)」について、韓国当局に承認申請を行った。

 エピシル(R)は、化学療法や放射線療法に伴う口内炎を含む様々な病因で生じる口腔内疼痛を管理及び緩和する持ち運び可能な携帯型の医療機器であり、韓国でがんの治療等による口内炎の痛みで苦しむ患者に対して、新たな疼痛管理の選択肢となる。

 同社は、2015年に日本と中国での独占開発販売権を、2018年には韓国での独占開発販売権をCamurus ABより導入。日本では、2017年7月に、国内初の化学療法や放射線療法に伴う口内炎で生じる口腔内疼痛の管理及び緩和を使用目的とする医療機器として厚生労働省より承認を取得し、2018年5月より国内販売が開始されている。また、中国でも今年2月に承認を取得した。韓国は、日本、中国に次ぐ承認申請国となる。

 今回の件は、今年2月13日に公表した2019年12月期連結業績予想に織り込まれている。今後、エピシル(R)が韓国で承認されると、同社の業績への貢献は中長期に渡るものと想定している。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る