【銘柄フラッシュ】シンバイオ製薬が急伸しケイブは大株主の異動が注目され急反発

株式市場 銘柄

 4月16日は、RPAホールディングス<6572>(東1)がストップ高の700円高(17.7%高、4655円)となり、前期決算と今期の連続大幅増益の見通しなどが注目されて株式分割など調整後の上場来高値を更新。

ヨシムラ・フード・HD<2884>(東1)は今期の業績予想を連結営業利益は82%増、経常利益は57%増とし、前期の減益から「倍返し」の急回復になることなどが言われてストップ高の100円高(15.8%高、732円高)。

カーリットHD<4275>(東1)は第3四半期までの業績進ちょく率などが注目されたほか、踏切りの遮断機のバーがノコギリで切断された事件を契機に発煙筒の需要が増すとの期待もある様子で6.3%高となり出直り拡大。川金HD<5614>(東2)は10.6%高となり、2月発表の四半期決算短信で「ゴム用射出成型機につきましては(中略)供給能力ぎりぎりのところまでの受注が精一杯」としたことなどが言われて注目し直す様子があり出直り拡大。

ティーケーピー<3472>(東マ)はストップ高の700円高(18.8%高、4425円)となり、類似業態の米国大手からの事業買収が材料視されて年初来の高値を大きく更新。エル・ティー・エス<6560>(東マ)は10.9%高となり、ビジネスプロセスマネジメントを活用したプロフェッショナルサービス事業やロボティクス・AI、ビジネスプロセスマネジメントなどにより働き方改革、企業変革を支援するため時流に乗り、業績も連続最高益の見込みとあって出直り拡大。

シンバイオ製薬<4582>(JQG)は14時前から突如、動意を強めて一時ストップ高の50円高(26.3%高、240円)まで上げて大引けも17.9%高。「トレアキシン」に関する新たな発表が近いのではといった憶測が。ケイブ<3760>(JQS)は5.8%高となり、16日付で株式会社KeyHolder(キーホルダー)<4712>(JQS)の議決権割合が14.88%から9.61%に低下し主要株主に該当しないことになったと発表し、経営の自由度が増す期待などが言われて大きく反発した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る