ファンデリーが出直り強める、下期に業績拡大ピッチ強まり初配当も実施へ

■食事宅配サービスで初の生産拠点となる新工場が第4四半期から寄与

ファンデリー<3137>(東マ)は5月17日、6%高の1500円(79円高)まで上げた後も強い値動きを続け、5月10日につけた年初来の高値1655円に向けて大きく出直っている。今期・2020年3月期は、新工場の稼働効果などにより売上高を48.02億円(前期比41.5%の増加)、営業利益を9.34億円(同31.0%の増加)とし、初の配当(期末に1株3.00円)を行う予定。高業績への評価が再燃している。

■需要への即応やコスト低下など進み営業利益31%の増加を見込む

 管理栄養士・栄養士が利用者の疾病や食事制限などに合わせて調製した健康食の宅配サービス「ミールタイム」を主軸に、食品会社向けのマーケティング事業などを行い、前期・19年3月期の業績は両事業とも部門営業利益が2ケタの伸びを示した。全社ベースの売上高は18年3月期比2.7%増の33.94億円となり、営業利益は同9.9%増の7.13億円、親会社株主に帰属する純利益は同5.0%増の4.41億円となった。7期連続の増収増益となり、売上高、各利益とも最高を更新した。

■主なユーザー層の60代、70代に加え40代以下の年齢層も開拓

 今期は、食事宅配サービスで初の生産拠点となる新工場を建設中で、第4四半期から寄与する見通し。これまでの委託生産に比べ、対応しきれなかった需要への即応やコスト低下など、事業効率が一段と向上する見通しだ。売上高は、第2四半期末までは現状ペースの拡大を見込み前年同期比12%の増加とするが、3月通期では飛躍的に拡大して前期比41.5%増加の48.02億円の見込みとする。通期の営業利益は同31.0%増の9.34億円の見込みで、親会社株主に帰属する純利益は同13.5%増の5.01億円、1株利益は78円52銭を見込む。

 食事宅配サービスの定期便「栄養士おまかせ定期便」のユーザー層は60代、70代が最多だが、今期からは素材や味にも一段と注力し、40代以下の年齢層の顧客開拓も推進する計画とした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る