ジェイエスエスの第1四半期は減収ながら大幅増益

■自社開発の水中バイクを使ったプログラムを開発、7月以降各事業所に順次展開

 ジェイエスエス<6074>(JQS)の第1四半期は、減収ながら大幅増益となった。

 同社は、スイミングスクールを全国展開しているスイミングスクール特化型企業で、首位の施設数を誇っている。

 第1四半期は、例年より特典を充実した入会キャンペーンを実施し、会員集客の強化に努めた。また、より費用対効果の高い広告宣伝を模索し、一部地域でインターネット広告の活用を強化した。その結果、第1四半期末における全事業所の会員数は9万9149名(前年同期比0.3%増)となっている。

 20年3月期第1四半期業績は、売上高21億56百万円(前年同期比1.1%減)、営業利益60百万円(同27.2%増)、経常利益60百万円(同26.1%増)、純利益07百万円(前年同期△04百万円)となった。

 話題としては、当第1四半期間に、特許出願中である自社開発の水中バイクを使ったプログラム開発を行い、関西地区5校で体験会を実施し、7月以降は同地区を皮切りに順次各事業所に展開することが挙げられる。

 20年3月期通期業績予想は、売上高89億42百万円(前期比2.4%増)、営業利益5億04百万円(同6.9%増)、経常利益5億01百万円(同3.2%増)、純利益3億19百万円(同0.5%増)と増収増益を見込む。

 配当に関しては、2円50銭増の17円50銭(第2四半期末、期末各8円75銭)を予定している。

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