イチネンHDが連日急伸、線虫によるがん発見ベンチャー企業への出資が注目される

■HIROTSUバイオサイエンス(東京都港区、広津崇亮代表取締役)

イチネンホールディングス(イチネンHD)<9619>(東1)は10月3日の前場、一時20%高の1560円(256円高)まで上げ、前日のストップ高に続いて2日連続大幅高となった。

 線虫(C.elegans:シー・エレガンス)の化学走性(好きな匂いに近づき、嫌いな匂いから遠ざかる)を指標にして全身のがんリスクを高精度に判定することをめざす(株)HIROTSUバイオサイエンス(東京都港区、広津崇亮代表取締役)が10月2日付で、その検査システム「N-NOSE」について10月1日に久留米市・小郡市と共同会見を行ったと2日付で発表。イチネンHDは出資先の1社であるとされて注目集中となった。

 HIROTSUバイオサイエンスのHPによると、検査システム「N-NOSE」は、わずか1滴の尿で検査ができるため身体的負担が無く、ステージ「0」、「1」の早期がんも検知することが臨床研究において確かめられていて早期発見が可能、感度は約85%(2019年8月現在)で高精度、などの特色があるという。

 主な出資先としては、みらかHD<4544>(東1)アズワン<7476>(東1)エイベックス<7860>(東1)トッパン・フォームズ<7862>(東1)も挙げられている。(HC)

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