【引け後のリリース】メディアフラッグ「覆面調査」が公共交通機関にも拡大

■これまでの接客対応中心型から「安心・安全」の面も客観チェック

引け後のリリース、明日の1本 「覆面調査」のメディアフラッグ<6067>(東マ)は22日付で、公共交通機関向けの覆面調査パッケージの導入件数が4件になったと発表した。これまでは流通・サービス業の店舗・店頭調査が中心だったが、事業領域の拡大が注目される。

発表によると、「某鉄道会社」の場合、全国の駅・車内の設備の清掃状況、運行状況、駅係員の接客応対、車内アナウンス、駅係員の対応力等を実際のお客様として調査・分析を行い、一定のサービス提供が出来ているかを確認、改善して行くことが調査を依頼された目的。

通常の覆面調査(挨拶や接客対応、クレンリネス(清潔な状態の維持)チェック等)に加え、各係員がお客様に「安心・安全」に利用頂けるように対応が出来ているか(各種アナウンス、発着時間、停車位置、イレギュラー時の問い合わせ対応等)について、一部写真撮影などを行い、現状を確認するという。

公共交通機関は従来、社内部門で接客対応の状況や経営理念の浸透状況などを確認などしていたが、利用者の満足度をさらに向上させるために、客観的な視点による調査を検討する公共交通機関が増加している。

22日の株価は1118円(109円高)となり、4月14日につけた分割など調整後の上場来高値1209円に向けて出直った。今12月期も連続最高益を見込んでおり、PERは20倍台前半のため割高感よりも傾向的な業績拡大を買う投資家が優勢のようだ。

 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  2. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…
  3. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  4. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  5. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  6. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る