オンワードHDは「グローバル事業構造改革」が注目され後場一段高

■イタリア、中国、韓国で不採算店の廃止など大胆な改善策

オンワードホールディングス(オンワードHD)<8016>(東1)は10月7日の後場一段と出直りを強め、14時30分にかけて6%高の584円(33円高)まで上げて本日の現在高に進んでいる。7日発表した第2四半期決算説明会資料の中に、イタリア、中国、韓国の不採算店の廃止などを明記。業績浮上への期待が強まっている。

 説明会資料によると、グローバル事業構造改革の推進にともない、上期に252億円の特別損失を計上した。主な構造改革は、オンワードイタリアの一部事業撤退・不採算店舗の廃止等、中国での営業部門の構造改革とビジネスモデルの転換、韓国での「オンワードコリア」の清算、などを行った。(HC)

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