古野電気、新造内航コンテナ船「げんぶ」で自動運転レベル4相当の商用運航開始

■日本海事協会認証と国交省検査を経て、1月30日から一般貨物搭載の定期航路運航を開始

 古野電気<6814>(東証プライム)は3月16日、世界最先端の自動運航機能を備えた新造定期内航コンテナ船「げんぶ」が、自動運転レベル4相当で一般貨物を載せた商用運航を世界で初めて開始したと発表した。日本海事協会の自動運航船認証を1月26日付で取得し、国土交通省の船舶検査にも1月28日付で合格、1月30日から定期航路で運航を始めた。

 同船は日本財団の無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」に基づく新造船で、古野電気は自動運航機能の中核となる避航操船支援システムを開発・搭載した。新開発の避航提案ユニット(SRU)は、周囲の船舶や障害物、自船の計画経路を踏まえて避航提案経路を自動計算し、衝突予測エリアとともに表示する。将来の見合い状況予測も可能で、日本海事協会の技術認証を取得している。

 加えて、ブリッジ要員ゼロを想定した冗長構成のAPUや、自律運航向け専用ブリッジコンソール、国内内航船で初採用したSmart Bridge Systemを導入した。航海用レーダーやAISなども含めた総合的な機器構成で、安全性と運航効率を高める。船員不足や労務負担、海難事故防止といった内航海運の課題解決に向け、無人運航船の社会実装を後押しする事例となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シャープ堺工場跡地を再活用、水冷技術と再エネ電力で高性能計算を実現  KDDI<9433>(東証…
  2. ■2026年3月6日全国公開、日本の観客へ感謝を込めた特別版  ギャガは、『映画 冬のソナタ 日本…
  3. ■写真555点で広がる味覚の世界、0歳からの「はらぺこ図鑑」  学研ホールディングス<9470>(…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  2. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  3. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  4. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  5. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  6. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る