システムサポートは売られ過ぎ感、20年6月期増収増益・増配予想

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 システムサポート<4396>(東1)はデータベース関連・クラウド関連・ERP関連のソリューション事業を主力としている。20年6月期増収増益・増配予想である。収益拡大を期待したい。株価は水準を切り下げて軟調展開だが売られ過ぎ感を強めている。出直りを期待したい。なお11月12日に第1四半期決算発表を予定している。

■ソリューション事業など展開

 データベース関連・クラウド関連・ERP関連サービスなどのソリューション事業を主力として、データセンターサービスやシステム保守・運用などのアウトソーシング事業、パッケージソフト開発・販売などのプロダクト事業も展開している。

 19年6月期のセグメント別(連結調整前)売上構成比は、ソリューション事業が82%、アウトソーシング事業が13%、プロダクト事業が4%、その他が1%、営業利益構成比はソリューション事業が73%、アウトソーシング事業が17%、プロダクト事業が9%、その他が1%だった。

 主力のソリューション事業は、Oracleデータベースの設計・構築・保守・運用などのデータベース関連サービス、AWSやAzureの基盤構築・導入・移行支援などのクラウド関連サービス、SAPの導入・保守・運用などのERP関連サービス、およびITシステム開発を展開している。

 収益力向上に向けてストック収益のプライベート型クラウドサービスを拡大するため、地震の少ない金沢市にデータセンターを設置し、プロダクト事業では自社開発の統合型基幹システム「役者」シリーズの拡販を推進している。また米国シリコンバレーに子会社を設立し、最先端のIT技術・サービスの発掘に努めている。

■データベース領域やクラウド領域での高い技術力が強み

 データベース領域やクラウド領域での高い技術力を強みとしている。

 データベース領域では、Oracleデータベース技術者に対する最高峰の認定資格ORACLE MASTER Platinum保有者数が国内累計3位、単年2位(18年8月時点)である。また19年度のORACLE Cloud Platform(PaaS/IaaS)認定資格取得数が国内1位となり、ORACLE Certification Awardを受賞した。

 クラウド領域では、米アマゾン社のクラウドサービス「AWS」に関して、AWSコンピテンシープログラムでOracleコンピテンシーを取得している日本企業3社のうちの1社である。また米マイクロソフト社のクラウドサービス「Azure」に関して、Gold Cloud Platformパートナーに認定されている。

 15年にパートナー契約締結したエンタープライズ向けデジタルワークフローServiceNow導入支援や、自社プロダクトの拡販も推進している。

■20年6月期増収増益・増配予想

 20年6月期連結業績予想は、売上高が19年6月期比9.9%増の129億31百万円、営業利益が7.5%増の5億69百万円、経常利益が9.7%増の5億53百万円、純利益が1.8%増の3億51百万円としている。配当予想は3円増配の年間6円(期末一括)で、予想配当性向は8.6%となる。

 事業拡大に伴う事務所移転などで固定費が増加するが、クラウド基盤サービス市場の拡大を背景に、各事業が順調に推移して増収増益・増配予想である。19年6月期に比べて伸び率が鈍化する形だが、やや保守的だろう。収益拡大を期待したい。

■株価は売られ過ぎ感

 株価(19年4月1日付で株式2分割、19年8月1日付で東証マザーズから東証1部に市場変更)は、水準を切り下げて軟調展開だが売られ過ぎ感を強めている。出直りを期待したい。10月17日の終値は1351円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS69円80銭で算出)は約19倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は約0.4%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS392円75銭で算出)は約3.4倍、時価総額は約68億円である。(日本インタビュ新聞社アナリスト水田雅展)

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