フォーカスシステムズは大阪工業大学とAI教師データ自動生成システムの開発に着手

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■2020年中の製品化を目指す

フォーカスシステムズ<4662>(東1)は、10月より、大阪工業大学情報メディア学科の平博順准教授と、自然言語処理におけるAI教師データ自動生成システムの開発に着手した。

 AI教師データとは、AIに学習させるための例題と答えのデータのことである。

 AI技術に期待を寄せているにもかかわらず、AI教師データの作成には、システム導入前にデータ作成のための時間と費用が掛かることと、作成データの品質にばらつきが発生することから、AIシステムのスピーディな導入を阻んでいる。

 そこで、同社では、課題を解決するため、自然言語処理に精通している平准教授の指導のもと、AI教師データの作成を自動化するシステムの開発に取組むこととなった。

 新たなソリューション創出の一環として、2020年中の製品化を目指すとしている。

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