ダスキンの第2四半期は、増収減益ながら利益面では、当初予想を上回る

■年間配当は6円増配の56円

 ダスキン<4665>(東1)の第2四半期は、増収減益ながら、利益面では、当初予想を上回った。

 今期20年3月期第2四半期連結業績は、売上高791億57百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益36億98百万円(同15.5%減)、経常利益41億15百万円(同21.9%減)、純利益27億83百万円(同18.0%減)となった。

 減益となったが、営業利益で1億98百万円、経常利益で2億15百万円、純利益で2億83百万円当初予想を上回った。

 利益面で当初予想を上回ったものの、通期業績予想は前回予想を据え置いている。

 ちなみに、20年3月期連結業績予想は、売上高1620億円(前期比2.1%増)、営業利益67億円(同15.8%減)、経常利益81億円(同19.1%減)、純利益57億円(同4.8%減)を見込んでいる。

 進捗率は、売上高48.9%(前年同期49.4%)、営業利益55.2%(同55.0%)、経常利益50.8%(同52.7%)、純利益48.8%(同56.7%)となっている。

 なお、配当については、年間56円(第2四半期末24円、期末32円)と6円の増配を予定している。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る