【株式市場】NY株式の連日最高値など受け日経平均は一時134円高まで上げ材料株が強い

株式

◆日経平均は2万3458円59銭(85円27銭高)、TOPIXは1711.13ポイント(5.42ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億9913万株

チャート13 11月27日(水)前場の東京株式市場は、NYダウやS&P500種指数などの連日最高値が好感され、日経平均は79円高で始まったあと134円50銭高(2万3507円82銭)まで上げた。米国景気拡大への期待などでソニー<6758>(東1)が年初来の高値に進んだ。半面、ブリヂストン<5108>(東1)などは小安く、半導体関連株も一服模様。日経平均は強い感触だったものの100円高前後で一進一退を続け、前引けは85円27銭高(2万3458円59銭)だった。

 久光製薬<4530>(東1)キッセイ薬品工業<4547>(東1)あすか製薬<4514>(東1)が活況高となり、新薬候補の臨床試験の好調などを好感、トーセ<4728>(東1)は2日続けて大幅高となり、アクアプラス社が11月26日に配信開始したスマホゲームアプリ「うたわれるものロストフラグ」を開発したとされて人気集中。JFEコンテイナー<5907>(東1)は親子上場企業の位置づけを巡る思惑とされて高い。カイオム・バイオサイエンス<4583>(東マ)はマイルストン達成収入が材料視されて活況高。タツミ<7268>(JQS)は自動ブレーキの義務化との一部報道が材料視されてストップ高。
 
 東証1部の出来高概算は少な目で4億9913万株、売買代金は8500億円。1部上場2155銘柄のうち、値上がり銘柄数は1308銘柄、値下がり銘柄数は715銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、非鉄金属、電力・ガス、鉱業、医薬品、ガラス・土石、石油・石炭、空運、パルプ・紙、機械、建設、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る