メディカル・データ・ビジョンの診療データベース患者数1000万人を突破、株価の一段高が予想される

■4月24日現在で、実患者数が1,002万人、二次利用の許諾のデータ提供病院数は189病院

メディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ)の株価は、3月11日の5150円を底に切り返し、4月21日には9450円まで戻した。その後調整局面となっているが、本日(27日)、診療データベースの患者数が1000万人を突破したことが発表されたことから、一段高が予想される。

同社が保有する大規模診療データベースについて、2015年4月24日現在で、実患者数が1,002万人、二次利用の許諾のデータ提供病院数は189病院(がん拠点病院80病院を含む)となった。同社のデータベースは民間企業では最大規模であり、医療業界で大いに貢献している。

例えば、処方数分析・処方日数分析、処方診療科分析、併用薬分析などはもちろんのこと、副作用の発生リスク分析をはじめとする薬剤疫学的な視点からも、多くの製薬会社や研究機関に活用されている。

診療データベースの患者数が1,000万人を超えたことにより、より多角的で精度の高い分析が可能となったほか、今後、今まで以上に多くの分野で活用されることになる。

111.jpg

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る