トライアイズが高値を更新、自社株買いと消却が好感され一段高

■値動きが軽快で「師走相場」特有の値動きに発展したとの見方

トライアイズ<4840>(JQG)は12月4日、13時にかけて18%高の616円(92円高)前後で推移し、株式分割など調整後の2010年以降の最高値に進んでいる。11月27日付で自己株式の取得(自社株買い)と自己株式の消却を発表。この翌日の16%高に続いて一段高となった。値動きが軽快なため「師走相場」特有の値動きに発展したとの見方が出ている。

 自己株式の取得(自社株買い)は、普通株式50万株(自己株式を除く発行済株式総数の6.35%)または取得総額5億円を上限とし、2019年11月28日から20年11月27日まで市場買付により実施する。

 また、自己株式の消却は、普通株式60万株(自己株式を除く発行済株式総数の7.62%)を19年12月16日に消却する。(HC)

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