京写が出直り強める、東証の新市場区分で実質的な昇格になると好感される

銘柄

■いまJASDAQだが一次判定結果で「スタンダード市場」に適合し申請へ

 京写<6837>(JQS)は10月22日、続伸基調となり、443円(28円高)まで上げた後も強い相場を続け、再び出直りを強めている。19日の取引終了後、東京証券取引所(東証)が2022年4月に開始する新市場区分について、「スタンダード市場」への上場を選択申請すると発表。実質的に現在の市場区でいう「東証2部」に昇格することになると受け止められ、注目が再燃している。

 東証から7月9日付で受領した「一次判定結果」によって、「スタンダード市場」の上場維持基準に適合していることを確認しており、11月19日付で「スタンダード市場」への上場選択申請を決議した。

 東証の市場区分は、現在、東証1部、2部、新興市場(マザーズ、JASDAQ)の3群で構成されているが、22年4月からは「プライム」「スタンダード」「グロース」の3群に再編される。京写株式の所属市場は、位置づけとしては現在の東証2部に相当することになり、実質的な昇格になると受け止められている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る