クリエイト・レストランツ・HDは株式分割と優待拡充など好感され上場来高値に進む

■第3四半期の連結業績は営業利益49%増加、積極M&Aなど寄与

クリエイト・レストランツ・ホールディングス(クリエイト・レストランツ・HD)<3387>(東1)は1月15日、急伸し、10時を過ぎては14%高の2335円(291円高)前後で推移し、株式分割など調整後の上場来高値に進んでいる。14日の夕方、第3四半期の決算短信と株式分割、株主優待の拡充を発表し、好感買いが集中した。

 第3四半期の連結業績(2019年3~11月累計、IFRS)は、「グループ連邦経営」による効率化に加え、積極的なM&Aによる木屋フーズ株式会社などのグループ入り、初の大型海外M&Aなどにより、営業利益は前年同期比48.26億円(前年同期比45.9%の増加)となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益は24.92億円(同81.9%の増加)となった。

 また、2020年2月29日(土曜日)を基準日(実質的には2020年2月28日(金曜日))とし、普通株式を1株につき2株の割合をもって分割する。

 これにともない、株主優待を分割後の100株株主にも適用するほか、「株主様ご優待券(お食事券)」を所有株数に応じた区分の一部で増額する。継続保有株主への優遇も一部見直し、保有株式数に応じて優待券(お食事券)を増額する。(HC)

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