システムサポートが上場来の高値、業績予想の大幅増額など好感される

■クラウド分野の受注拡大などで営業利益を従来予想から41%引き上げ

システムサポート<4396>(東1)は23日の前場、8日続伸基調となり、一時11%高の2834円(282円高)まで上げて株式分割など調整後の上場来高値を更新した。22日の取引終了後、今期・2020年6月期・第2四半期連結業績見通しの増額修正を発表。好感されている。

 期初から第2四半期まで(2019年7~12月累計)の連結売上高の見通しは、従来予想を7.1%引き上げて65.72億円の見込みとし、営業利益は同じく40.6%引き上げて4.03億円の見込みとした。クラウドサービス利用支援分野の受注拡大などが奏功し、消費税の改定にともない、大型案件の前倒しなどもあった。親会社株主に帰属する純利益は同33.9%引き上げて2.30億円の見込みとした。6月通期の見通しは、今回は据え置いた。(HC)

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