日本エンタープライズの株価は出来高を伴い急騰

株式市場 銘柄

■RPAツール『Kitting-One』は他社の追随を許さない画期的なもの

 日本エンタープライズ<4829>(東1)のグループ企業、プロモートが開発した大規模キッティングベンダー向けRPAツール『Kitting-One』についてドコモCSがライセンスの年間契約を締結したことで注目が集まり、株価は出来高を伴い急騰した。

RPAツール『Kitting-One』の登場で、キッティングの作業が完全に自動化され、これまで、発生していた人為的ミスが無くなった。しかも唯一無二であるエビデンス(クライアントへの設定完了報告)の取得・提供も可能となったことで、キッティング作業の軽減のみならず生産性・正確性を実現した。しかも特定の端末装置に対してキッティングを自動的に行えるようにするシステムやプログラムなどに関して、特許を取得していることから、キッティングに関しては、同社の地位の優位性は揺るがないものと思われる。

 今回、ドコモCSとライセンスの年間契約を締結したことで、ドコモCS関西、ドコモCS東海、ドコモCS中国、ドコモCS九州、ドコモCS北海道も順次契約するものと予想され、次に、ソフトバンク、KDDIとの契約も期待される。

 それほど、今回開発した大規模キッティングベンダー向けRPAツール『Kitting-One』は他社の追随を許さない画期的なものといえる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る