サッポロHDが前12月期の予想営業利益を97%増額修

■12月に株式譲渡した米社の寄与分をIFRS基準に準拠

 サッポロホールディングス(サッポロHD)<2501>(東1)は2月7日、集計中の2019年12月期の連結業績予想の各利益を大幅に増額修正し、営業利益は従来予想を97%引き上げて122.0億円の見込みに見直した。決算発表は2月13日の予定。

 19年12月に共同株主だった豊田通商<8015>(東1)とともに株式譲渡したCountry Pure Foods,Inc.(カントリーピュアフーズ社、米デラウエア州)の業績を、IFRS(国際会計基準)第5号(売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業)に基づき非継続事業に組換表示したこと等により、売上高に当たる売上収益は前回発表予想を9%下回り4919.0億円の見込みになるとした。

 一方、親会社の所有者に帰属する当期利益は従来予想を33%引き上げて44.0億円になる見込みとした。増額後の予想1株利益は55円92銭。(HC)

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