【株式評論家の視点】デザインワンの今8月期は7割増益、類似他社に比べPERに割安感

株式評論家の視点

デザインワン・ジャパン<6048>(東マ・売買単位100株)は、4月30日に東証マザーズに新規上場した。将来性が高く評価されて一時、公開値に対して1610円高い4360円まで買い進まれた。7日の終値は3730円。

同社は地域情報口コミサイト『エキテン』を中心にサービスを提供。エキテンの有料掲載店舗数は2015年8月期末には約1万店(2014年8月末7212店)と40%増加する。2015年8月期の業績は売上高7億7400万円(前期比42.1%増)、営業利益2億7700万円(同70.6%増)、経常利益2億6900万円(同64.0%増)、純利益1億6600万円(同66.8%増)と大幅な増収増益を見込んでいる。

1株利益は77円(前期50円)にアップし、PERは48倍と同業のオークファン79倍、比較.com79倍、サイジニア309倍に比べると低い水準にある。

7日の株価は上場時初値4150円を若干割り込んだが、上場後の安値3625円(4月30日)はキープしている。(志木克己)

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